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【2024年最新版】書類選考・面接で失敗しない履歴書の書き方

飲食店・企業で就職・転職活動を始める中で、履歴書・職務経歴書は切っても切れないものです。
企業の人事担当や面接官がそれらをみて、あなたがどんな人なのかを判断していきます。

時間に追われている飲食店の店長・料理長、そして企業の人事担当は、履歴書・職務経歴書の1セットを大体40秒くらいで読んで、選考へ進めるか否か判断するといわれています。

そこで今回は、年間400名を採用してきた人事のプロが失敗しない飲食店・飲食企業向けの履歴書・職務経歴書の書き方、魅力的な内容の作り方をお教えします!

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まずは準備! 〜履歴書・職務経歴書の選び方と筆記用具について〜

まずは履歴書・職務経歴書の選び方からです。
新卒の方ですと、学校側が作成しているものを使ったりしますが、
転職する方はコンビニやスーパーの文房具コーナーなどで購入する必要があります。

履歴書・職務経歴書は、JIS企画のものを選びましょう

その中で履歴書・職務経歴書の選び方ですが、様々な種類がありますが
おすすめはJIS規格の履歴書や、転職用の履歴書が良いでしょう。

JIS企画のものは、国が定めている標準規格のものなので、基本に乗っ取ったJIS企画の履歴書が書きやすいかもしれません。
また、転職用の履歴書に関しては職務経歴書とセットになっているものが多いので、転職の経験がある方でしたら
転職用の履歴書を選んだ方がいいかもしれません。

注意点として、正社員採用としての一般的なものとは別のアルバイト・パート用の履歴書もありますので、注意が必要です。
アルバイト・パート用の履歴書と正社員用・転職用の履歴書では見分けがつくので、購入の際には間違えないようにしましょう。

また、サイズはA4サイズ(A3サイズを二つ折りにしたもの)か、B5サイズ(B4サイズを二つ折りにしたもの)の二種類が基本です。
当社のオススメは、書く側も書きやすく、見る側も見やすいA4サイズがいいと思います。

筆記用具はボールペンで。鉛筆・シャープペンシル・筆ペンはNG!

中途_コラム_挿絵_ペン紹介 (1).jpg


次に履歴書・職務経歴書を書くための筆記用具についてです。
ここでまずどうしたらいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか?

筆記用具については基本的には「ボールペン」を使ってください!
鉛筆・シャープペンシル・筆ペンはNGです!

ボールペンの色は赤色や青色のものもありますが、使う色は「黒色」のボールペンを選びましょう。

次にボールペンの種類ですが、ここで選び方を間違えてしまうことが多いです。
基本的には、「油性」か「ゲルインク」のボールペンを選びましょう。

油性タイプとゲルインクタイプの共通点は、耐水性のため水に強く、すぐに乾くので滲みにくいことです。
最近のボールペンの主流は、書き心地も滑らかで書きやすいゲルインクタイプですが、
油性と比べて、書いた直後に文字に触ると滲んでしまうことがあるので注意しましょう。
水性のボールペンを選んでしまうと、水に滲んで消えてしまったり、汚れやすいので水性のボールペンの使用は控えてください。

また、最近流行っている、文字の上を消しゴムのようにこすると文字が消えるボールペンも絶対に使わないでください!

文字が消える仕組みとして、こすった時に起こる摩擦熱で文字が消えるので、
こすってもいないのに何かの拍子に文字が消えている・薄くなっているとなると元も子もないので使用は控えましょう。

最後にペンの太さに関してですが、細すぎず太すぎないもので、0.5mm から 0.7mmの太さのボールペンを選ぶといいでしょう。

と、いうことで履歴書・職務経歴書を書く時に最適な筆記用具は
「黒色で、タイプは油性かゲルインク、太さは0.5mmから0.7mmのボールペン」です!

そうなると、「油性のボールペンしか使えない、鉛筆・シャープペンシルがダメなら、間違えた場合はどうするの…?」
と、疑問に思う方もいらっしゃると思います。

一般的にはボールペンで書いている際に間違えた場合は修正テープ・修正液を使いますよね?
しかしながら、履歴書・職務経歴書を書く時には修正テープ・修正液の使用はNGです!
もし間違えてしまったら、非常に残念ですが、ここはイチから書き直しましょう!

あなたの人生がかかった就職活動・転職活動です。
丁寧に書いた履歴書・職務経歴書なら、採用担当者にもあなたの誠意がしっかり伝わるもの。
妥協は一切せずに、もう一回気合を入れ直して頑張りましょう!

字を書くのが苦手な方はパソコンで作るのもアリです!

最近では、紙の履歴書・職務経歴書を使わずに、就職サイトなどからダウンロードして、パソコンで作成する方も増えてきています。
字を書くのが苦手、失敗して何枚も無駄にしてしまう、何枚も書くのは大変だ…という方にはオススメです。

しかし便利な反面、印刷する時に文字化けを起こしたり、印刷範囲やサイズの設定を間違えてうまく印刷ができない…といった
パソコンならではのトラブルも多々ありますので、その点は注意が必要です。

パソコンで作成する際の注意点として、文字のデザイン、いわゆる「フォント」です。
最近では草書体のような見づらいものではなく、「明朝体」「ゴシック体」といったビジネスシーンでも使われるものを使った方がいいでしょう。
Windowsのパソコンでしたら「MS明朝」「メイリオ」を、Macのパソコンでしたら「ヒラギノ明朝」「ヒラギノ角ゴ」がオススメです。

また、サイトにあるものによっては、フォントがごちゃごちゃになっているものもあるので、
作成の時にフォントがバラバラにならないように、ひとつのフォントに統一するように気をつけてください。

 

履歴書の書き方指南 〜基本情報と学歴・職歴について〜

準備もできたところで、さっそく履歴書を作っていきましょう!
(※今回、使用するものはA4サイズの履歴書です。また、見てわかりやすいように今回は赤色で文字を表しています。)

履歴書_ページ_1 (1).jpg

書く前の注意点!年号の統一は元号か西暦で統一しましょう

それではまず、履歴書の左半分に記載されている 基本情報、学歴・職歴を書いてみましょう。
…と、ここでまず注意点を!!

履歴書では、 あなたがいつ生まれて、いつ学校を卒業して、いつその会社に入ったのかを書いていきます。
「いつ」ということは、書くなかで数字を使っていきます。
当たり前と思えるかもしれませんが、履歴書・職務経歴書を書くなかでよくあるミスが、
元号(昭和、平成といった表記)または西暦(〇〇〇〇年といった表記)が統一されていないことです。

例えば、生年月日を「平成2年10月22日」と、元号で書いているのにも関わらず学歴を書く際に「2003年4月〇〇学校卒業」と、
元号と西暦が混ざってしまうケースが頻繁に見られます。
なので、生年月日を書く際に西暦で書く場合は、以降も統一して西暦で書きましょう!

また、PCで作成している方にも気をつけていただきたいのが、
数字を入力する際に半角(1234)にするか全角(1234) にするかを決めておく必要があります。
ここは、全角より見やすい印象のある、「半角」の使用をオススメします。
意外と変換ボタンを押しても半角にならなかったりすることもありますので注意しましょう。

さぁそれでは、早速書いてみましょう。
添付の履歴書を例にしながらお話ししてまいります。

【基本情報】の書き方

あなたの情報を採用担当に伝えるための基本情報の書き方をチェックしていきましょう。

日付

氏名から書き始めると、まず抜けてしまいます。
過去に多くの履歴書を見てきましたが、日付を書いていないミスは結構多く見られましたので、先に書いておきましょう。
日付の設定ですが、人事部へお送りする場合ですと投函日、直接持参する場合は持参当日を記入します。

ここで、先ほどお話しした元号か西暦かを決めて、以降はそのルールにのっとり書いていきましょう。
※今回は、西暦のルールで書いてまいります。

氏名

「ふりがな」であれば平仮名で、「フリガナ」であればカタカナで。
※今回は「フリガナ」表記ですので、カタカナで書いてまいります。

印鑑

履歴書によっては無いタイプもあります。
もし印鑑を押す箇所があった場合は捺印必須です。
押し忘れも気をつけたいところですが、シャチハタも絶対NGですので気をつけてください。

写真

証明写真を貼っていきます。
バタバタしないように事前に写真は撮っておきましょう。
基本サイズは縦4cm×横3cmになりますが、履歴書で指定されているサイズに合わせてください。

写真を撮るときの服装は男性女性問わず、スーツスタイルで撮りましょう。
最悪、スーツがない場合は無地の襟付きシャツにジャケットを着ていただけたらと思います。

注意点で共通していえることは、髪の色は黒が好ましく、清潔感を出していくことです。
ピアス・ネックレスなどの装飾品も必ず外しておきましょう。

男性は髪の長さは耳が出るように、前髪も目が隠れるほど長いのは絶対NGです。
最近ではオシャレひげも流行っていますが、清潔感を出すためにヒゲも必ず剃りましょう。

女性は髪が長い場合は華美でないヘアゴム等でしっかりまとめておきましょう。
メイクは派手になりすぎず、ナチュラル感を出せるように意識しましょう。

そして、写真を貼る前に、写真裏面に氏名をサインペンで記入しておきます。

生年月日

元号・西暦の統一に注意しましょう。
(満 〇〇才)は、現時点での年齢を指します。
例えば今25歳で、投函日・持参日の当日の時にはまだ誕生日を迎えていないようでしたら(満 25才)と、なります。

住所

記入スペースが小さいものもあるので、後半がカツカツにならないように文字の大きさを考えましょう。
住んでいるところから近くても、都道府県から正確に記入します。ハイフン(‐)は使わずに「○丁目」「○番地」「○号」を使って書きましょう。
また、マンションなどの建物名の記入も忘れないようにしましょう。

電話

000-0000-0000と、ハイフン(‐)はつけた方が良いでしょう。
PCで作成している方は半角で入力しましょう。

E-mail

メールアドレスは基本的にPCアドレス(gmail、yahooなど)が良いでしょう。
PCのメールアドレスは簡単にすぐに作れますし、ビジネスシーンでは意外と使われるものなので一つ作っておくと便利です。

また、「love」が入っているようなものや、個性的なものは悪い意味で見る者の目に止まりますので
、アドレスの内容も「名前+誕生日」などのシンプルなものが望ましいです。

【学歴・職歴】の書き方

左半分の最後の学歴・職歴に入っていきますが、 ここで今一度、元号・西暦の統一に注意しましょう。
また、学歴・職歴を書くに至り誤字脱字はもちろんですが、
よく起こりうる失敗として、書いている時に行がズレていた…なんてことがよくあります。
こういった失敗が起きないように書く前に確認して慎重に書いていきましょう。

学歴

小学校入学から書く方もいらっしゃいますが、基本的には中学校卒業から書き始めましょう。

書き方でよくあるNGパターンとして、「〇〇中学」「〇〇高校」と省略している方が多いですが
「〇〇区立〇〇中学校」「私立〇〇高等学校」と、正式名称を入れます。
学校によっては学部や学科もありますので、スペースも考えて書いていきましょう。

また、中退歴がある方については、理由などは特に入れずに「〇〇大学中退」というように書いておきましょう。

職歴

学歴を書き終えましたら1行を開けて、「職歴」とタイトルを書き、その下から職歴を書いていきます。
しかし、ここには仕事の内容を書く必要はありません。
所属していた企業、もしくは個人店ならお店を書いてください。

飲食店経験のある方の履歴書でよくある失敗パターンとして「〇〇屋〇〇店入社」という職歴の書き方がありますが、
実際はこの飲食店を経営している会社があるとしたら、「株式会社〇〇入社」と書かなければいけません。

また、大手の飲食チェーン店を展開している企業になると、直営店だけではなく
フランチャイズ店(FC店)と呼ばれる飲食店も存在しますので注意が必要です。
退社の書き方について、理由を特別書く必要はないので「一身上の都合により退社」だけ書いておきましょう。

また、倒産・閉店により退社したケースについては「会社都合により退社」と書けば大丈夫です。
全てを書き終えたら、「現在に至る」と書いて、その下の行に右詰めで「以上」と書いて締めましょう。

職歴の補足・注意点

履歴書に書く職歴は「正社員」の経歴だけを書きますので、基本的にはアルバイト・契約社員・派遣社員の職歴は書かなくて大丈夫です。

たとえば、正社員→アルバイト→正社員といった経歴だとしても時期が開いてしまいますが、正社員のみの経歴を書いてください。

では、正社員の経験がなく、ずっとアルバイト・契約社員・派遣社員だった経歴の方はどうしたら良いでしょうか?

その場合は「職歴」とタイトルを書いた下に「職務経歴書参照」と、書いて下の行に右詰めで「以上」と締めれば大丈夫です。
この「職務経歴書参照」という表記ですが、様々な企業で正社員のご経験がある方で、職歴の数が多くなり、書ききれそうにない…という場合にも使います。

まとめ

これで履歴書の半分は終わりです!
残り右半分の免許・資格や、皆様が書くのに苦戦してしまう自己PR、そして志望動機の書き方について、次回お教え致します。

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著者プロフィール
小学6年生の時に某テレビ番組の取材で有名ホテル総料理長に出会い食の世界に魅了されて、中学2年生の時に海外派遣団に参加。シンガポール及びマレーシアへ訪れた際に海外の食を知る。高校1年生から単身カナダへ渡り世界の食に触れ、帰国後は飲食人としての人生をスタート。複数の飲食店でのアルバイトを経験し、新卒で居酒屋リーディングカンパニーの人事労務に勤める。上場及び未上場の飲食企業複数社にて、人事、新卒及び中途採用、教育、経営企画、株式上場などの責任者(部長・局長)を歴任。面接人数は8,000名以上、各専門学校にて就職ガイダンスの外部講師として講演活動も積極的に行っている。

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